村田の新章幕開け。
村田の新味「一(いち)」新登場。

昭和三十六年、萩で始まった、村田蒲鉾店の蒲鉾づくり。
山口・萩が発祥とされる焼き抜き製法を守り、初代の蒲鉾への思いを受け継ぎ萩の蒲鉾の原料となる新鮮な生のえそのみを使用した特別な蒲鉾づくりを続けてきました。
そこにあるのは、美味しい蒲鉾を届けたい、という強い思い。
その思いを礎に、いつ作っても、いつ食べても美味しいと思える村田の新しい蒲鉾を作る。
職人の頑なまでの思いのもと、素材、製法にこだわり試行錯誤を重ね、満を持した村田の「一いち」、誕生です。
美味しさは原料となる魚で左右される。
蒲鉾やちくわ、練り物の美味しさは原料となる魚で左右される。
だからこそこだわりたい。
職人の熱い思いで選び抜いた、新しい村田蒲鉾の味、その名も「一(いち)」シリーズ、誕生。
生にこだわる村四郎への思い

村田蒲鉾店の初代・村田四郎が萩で蒲鉾を作り始めたのが昭和三十六年。当時は、冷凍すり身などはなく、毎朝、市場で仕入れた生のえそなどを捌き、蒲鉾を作るのが当たり前の時代でした。
時は経ち、当たり前であった生魚からの蒲鉾づくりの技術を継承する職人が少なくなった今、この技術を守り、次の世代へと繋いでいくことは、私たち村田蒲鉾店の使命です。
生魚からの蒲鉾づくりへの灯火はこれからもついえることはありません。
その灯火は、萩近海の生えそ100%の『村四郎』を通じて、平成24年には全国蒲鉾品評会にて、農林水産大臣賞を受賞するなど、全国的にも高い評価を得るほどになりました。
時季によって鮮度や魚の状態にもばらつきがあるため、『村四郎』をつくるには高い技術と経験が不可欠です。
その技術と経験を礎に、村田蒲鉾店の職人は今日も、生えそと向き合いながら蒲鉾づくりに励んでいます。
鮮度抜群、特別なすり身

村田の新しい味を作り出すためには、長年私たちが大切にしてきた鮮魚の目利きの経験が生かされています。
安定した質の良さと抜群の鮮度を保つために、水揚げした魚をそのまま船上で加工する希少なすり身に着目。
萩蒲鉾の命ともいえる生えそをブレンドし、村田の蒲鉾作りに合った品質、味といった他では真似ることのできない、村田蒲鉾店オリジナルの最高品質のすり身に仕上げました。
伝統と革新 村田渾身の味「一」

創業以来、村田蒲鉾がこだわり続けるのが、歯に吸いつくような粘りのある弾力と、しなやかな口当たり。これらを実現させる蒲鉾づくりには、生魚と向き合う村四郎で培った職人の技が生かされています。伝統の技と製法を守りながら、新しい味に挑戦する。それは、今までの蒲鉾づくりの歴史があるからこそできること。
伝統と革新。

新たな村田蒲鉾のはじまりという意味で名付けた
「一いち」は、常に美味しい蒲鉾を届けたいという、職人の強い思いが込められた村田の新しい味わいです。
伝統の味を守り続ける村四郎、そして、職人がこだわり抜いたすり身の味わいを堪能できる、村田の新たなる挑戦をお楽しみください。